第66次南極地域観測協力を実施した砕氷艦「しらせ」が4月22日に帰国し、横須賀基地に接岸しました。
20日の「しらせ」の位置情報を調べてみたところ、東京湾の南方でランダムな航跡を残していました。ここで時間調整したのでしょう。翌21日には横須賀港外に移動かと予想し、自宅を出かける前に調べたところ、横須賀港外を目がけて航行している様子でした。羽田空港着陸前の飛行機から見えることを期待したのですが、今回は房総半島寄りに飛んだため見ることはできませんでした。

昨年の「しらせ」は午前11時過ぎに横須賀港内に入って来たこともあり、宿泊先でのんびりしていたのですが、午前8時の自衛艦旗掲揚を撮影しようと思い立ち、午前7時40分ころヴェルニー公園に行ってみると、まさに「しらせ」が入港して来ていました。

例のごとく、民間のタグボート2隻が接岸支援にあたっていました。もうすぐで接岸というところでしたが、午前8時になるので、潜水艦が接岸している対岸の場所に移動しました。

2隻の潜水艦が接岸しており、2つの自衛艦旗がきれいになびいています。

潜水艦上のラッパ吹奏が終わるころ、米軍基地からアメリカ国歌が聞こえ始め、引き続き君が代が聞こえて来ました。それがすべて終わるまで潜水艦上の自衛艦旗はこの状態で静止していました。

「しらせ」に戻ると、正に接岸する直前でした。

「しらせ」の艦首側を押しているタグボートは「長門丸」でした。

艦尾側を押しているのは「足柄丸」でした。

「しらせ」の接岸支援作業が終わると2隻のタグボートは引き揚げて行きました。

「しらせ」艦首の右舷デッキクレーンです。錆の浮き出た様子が任務の過酷さを物語っているようでした。

11時発のYOKOSUKA軍港めぐりに乗船して沖からも撮影しました。この時間のころには雲も多くなって来ていました。

海面付近の船体塗料が、昨年に比べるとほとんど剥離している感じです。

艦首海面付近のアップです。

YOKOSUKA軍港めぐりに乗船するまで約2時間、ヴェルニー公園のベンチに座って「しらせ」をずっと眺めていました。正午ころが一番ソフトな色合いに撮影出来た感じがします。

ヴェルニー公園では、ここに接岸した艦船は真正面から撮影出来ます。

こちらも必ず行く撮影スポットですが、高台まで続く石段を上る際、最近は息切れがするようになってしまいました。
この撮影アングルの「しらせ」で思い出したものがあります。今から50年前、1975年(昭和50年)10月、浜田商港に寄港した砕氷艦「ふじ」の写真です。額入りでどうしても欲しかったので親にせがんで購入してもらい、色は褪せてしまいましたが、今も大切に飾っています。

今回、YOKOSUKA軍港めぐりでは、停泊艦こそ少なかったですが、珍しいものを撮影できたので、次回のブログでご紹介したいと思います。

