呉 艦船めぐり(1) - 2025/3/23 –

この日、呉 艦船めぐりの10時便に乗船しました。出港後間もなくすると”てつのくじら館”の潜水艦「あきしお」が見えて来ました。塗装は褪せています。手前の潜水調査船「しんかい」はピカピカでした。

右舷前方に目をやると、輸送艦”おおすみ”型3番艦「くにさき」が出航のため、バースの沖まで後進後、右回頭中でした。前甲板上には陸上自衛隊員の姿が見えます。

「くにさき」の出航支援を終えて戻って行く曳船。左舷前方を担当したYT-89号と右舷後方を担当したYT-73号。両船にはマストの高さに違いがあるのが分かります。輸送艦やDDH護衛艦は甲板が張り出しているため、曳船のマストが接触するのを防止するため、マストが伸縮するタイプと起倒式のタイプがあるそうです。YT-89号は「くにさき」の前方を押していたので、マストを縮めた状態なのでしょう。

艦船めぐりの船が潜水艦バース方向に進んでいくと、出船で接岸している潜水艦救難艦「ちはや」の横を通過しました。自衛艦の艦番号塗装がロービジへ移行する中で、艦の任務の特性から「ちはや」はロービジにされていないとの説明でした。

敷設艦「むろと」が見えて来ました。先代の「むろと」と船形が大きく変化したこの艦も竣工して12年を経過しました。艦首先に見える音響測定艦とともに”機密いっぱいのフネ”だそうです。

音響測定艦”ひびき”型の2番艦「はりま」です。2月に4番艦「びんご」が進水しています。

船体表面に海水塩がこびり付いた”そうりゅう”型潜水艦が停泊していました。雑誌「世界の艦船」掲載の写真で見たことはありましたが、実際に見たのは初めてでした。向こう側に「らいげい」のセイルが見えますが、”そうりゅう”型と比較して、”たいげい”型のセイルの縦幅(艦首側から艦尾方向への側面の長さ)が若干長い感じがします。

退役練習潜水艦「みちしお」です。艦尾側面に見える細長い開口部は、今も”フリー・フラッド・ホール”というのかどうかは定かではありませんが、画像を拡大してみるとその少し前方に塞がれたフリー・フラッド・ホール跡らしき箇所が見えます。「世界の艦船」2015年9月号の37ページに掲載されていた「みちしお」の写真では、やはりそこにフリー・フラッド・ホール開口部があり、さらにその前の丸い排煙口の右下にもフリー・フラッド・ホールがありました。

訓練支援艦「くろべ」が見えて来ました。その日の午後に艦の公開があるため、標的機発射甲板には高速標的機が展示してありました。外観はほとんど同じなのに同型艦ではない「てんりゅう」より全長が5メートル短い「くろべ」は、あと2、3年でリタイアのようです。

高速無人標的機チャカ(CHUKARⅢ)は、初代訓練支援艦「あづま」が搭載していたファイアー・ビーを小型化した対ミサイル用標的機です。翼前方のボディ側面に「299」と記されています。

輸送艦”おおすみ”型2番艦「しもきた」です。このあと退役練習艦「はたかぜ」、護衛艦「かが」などに続きますが、次のブログにさせていただきます。

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