「しらせ」の艦橋

砕氷艦しらせ

「ふじ」の後継艦「しらせ」では、艦橋部を両舷一杯まで広げたエンクローズド・ブリッジが採用されました。
新「しらせ」も同様の艦橋デザインとなりましたが、正面から見ると何となく印象が異なります。
下の2枚の画像は、初代「しらせ」と新「しらせ」をそれぞれ正面から撮影したものです。

その理由は、初代「しらせ」の艦橋構造部が4層だったのに対し、新「しらせ」では5層になったためです。つまり艦橋フロアが1階分高い位置になりました。
今回、所有する2隻の模型を並べて比較してみることにしました。

下の画像撮影では、01甲板(ヘリコプター甲板のレベル)を同じ高さにしています。艦橋窓の並びを比較すると1階層違うことがよく分かります。
上部見張所があるマストも相対的に位置が高くなりました。新「しらせ」では、東京レインボーブリッジの橋げたをくぐる際、マスト頂上と橋げた下面との間には5メートル程度の余裕しかなかったと聞いています。

艦橋外観でもう一つの相違点として、初代「しらせ」では「ふじ」同様に正面が湾曲していましたが、新「しらせ」では直線になりました。
下の画像ではその違いが分かります。

艦橋窓の面は、どちらの「しらせ」も前方に若干傾斜しています。視認性をよくするために船のブリッジではよくあることですが、湾曲しながら前方に傾斜する構造は、模型製作ではかなり手間を要することとなります。

砕氷艦しらせ

4月8日には「しらせ」が帰国します。ご安航をお祈りいたします。
昨年は地元浜田市に寄港していただいたので、帰国当日は横須賀へ足を運ぶ予定にしています。

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