「しらせ」の模型を見せていただきました。

 去る令和2年9月5日、総合訓練で呉へ寄港した「しらせ」に模型を届けました。
 今回の浜田寄港で、模型が設置されている艦内士官室サロンスペース(応接室)にお招きいただき3年ぶりに模型を見ることが出来ました。艦の揺れで設置台から落下しないように固定部材が取り付けてありました。
 模型の前で齋藤艦長と記念撮影をしていただきました。

しらせ艦長と記念撮影

 そのあと、マストの中ほどにある上部見張所を見学させていただきました。私がここに上るのは今回で2回目です。下の画像は2014年10月、名古屋寄港時に撮影したものですが、「上部見張所」は矢印で示したところです。

 画面下方の窓がたくさん並んでいるところが艦橋で、艦を操作したり見張りをする場所ですが、そこよりも約13メートル高い目線で艦の周囲を見渡すことが出来ます。艦橋区画の後方に昇降用の傾斜梯子(はしご)があります。かなり急で狭いですが、ストレートに上まで行く訳ではなく、上部見張所までのマスト内は5層になっており、1層上るたびに後ろに回り込んで次の傾斜梯子で次の層に上る感じです。

しらせマスト周辺

 次の画像は上部見張所の内部で、前方斜め右方向を望んだ様子です。内部には中央に見える従羅針儀と後方に配電盤ボックスのような筐体(きょうたい)があるのみです。初代「しらせ」ではここに操舵機能があったので「上部操舵所」と呼ばれていました。

 ここに空調機能はありません。当日、内部はかなり暑かったですが、通常ここを使用するのは南極の氷海航行中なので無理もありません。一部の窓は開閉可能のようでした。

上部見張所内部

 次の画像は上部見張所の正面窓から見渡した様子です。画面下方が艦橋の上の露天甲板です。私の「しらせ」模型製作用図面から推定すると、艦橋の窓の高さは海面から約21メートル。上部見張所の窓の高さは海面から約34メートルになります。

上部見張所からの眺め

 次の画像は左舷側マスト内部の上部見張所出入口から見た昇降用傾斜梯子です。画面左手の奥には、さらにマストの上方へ上るための垂直梯子が見えます。

上部見張所の昇降用傾斜梯子

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