「しらせ」の艦影に何か変化がないか探していると、艦尾に白く目立つものを見つけました。
今年度追加されたもので、極地観測作業の際にケーブル等を引き下ろすためのものだそうです。ボルト留めしてあるので着脱可能な状態になっています。

下の画像は後部甲板の様子です。本来ここは繋船(けいせん)作業を行う区画ですが、「しらせ」の場合は観測業務もあることから各種観測関連機材が設置され、それなりのスペースも確保されています。観測業務専用かは不明ですが大型と小型のクレーンもあります。
自衛艦旗の両側に見える四角いものは、外側に倒して使う足場のようです。


この甲板は「ふじ」、初代「しらせ」ともに艦尾に向かって徐々に高くなっていくスタイルでしたが、新「しらせ」では水平になりました。観測業務は水平の方が作業しやすいでしょうから見直されたのかもしれません。
下の画像は 2007年10月に名古屋で撮影した旧砕氷艦「ふじ」の艦影です。ヘリコプター甲板より1層下の甲板ラインが艦尾方向に向かって徐々に高くなっています。そのため最後尾では天井がかなり低く感じられ、さらにヘリコプター甲板の後端が庇(ひさし)のように張り出しており、艦尾で観測業務を行うことはあまり考慮されてなかったようです。


